家庭教師探しから見えてきた効率的な勉強のコツ

効率的な学習法

こんにちは!

北海道釧路市でオンラインの英会話と英作文のスクールを運営しているGoodyClass(グッディクラス)です!

このサイトでは英会話や英作文に関するオンラインスクール情報や英語に関わらず世界の様々な教育、子育てに関する記事を発信していきます。

本日は息子の家庭教師を探している中で発見した【効率的な勉強法】についてご紹介します。

家庭教師探しは宝さがしと同じだ!

現在我が家には中1と小5の息子がいます。

二人とも勉強が特段好きなわけでもなく、自分のやりたい事(主にゲーム)をするために毎日の家庭学習をこなしているという状況です。

勉強は本業ではあるけれど、そこに対しての強いモチベーションは持っていません。でした。

長男は小6から一般的な塾に通っています。

塾に行ってはいるものの、その成果がテストの結果や学校の成績に反映されている感じはありません。

元々特異な英語や社会は塾の授業が無くても点数は取れる

苦手な数学や理科は塾で勉強しても点数は取れないという

塾に時間と費用を投資していても、望むようなリターン(テストや成績)は得られないまま1年が過ぎようとしています。

毎回テストの点数を見るたびに、この子は授業についていけてるのか??!と息子に『学校や塾の授業で分からないところあったら教えてね』と毎日のように言っていました。

小6までは数学はそこまで苦手ではなく、理解できていたはず。

それなのに今はなんだか上手くいかない。

この状況に塾に行くのも嫌だ、勉強はやっても成果が得られないという負のループに入っていってるな~と良くない気配を感じ始めたのです。

もしかしたら集団指導よりも個人指導の方が効率よく点数アップ=モチベーションアップになるかもと個人指導塾や家庭教師を探し始めました。

有名どころの個人指導塾の体験は、実際に教えてくれるのは若い大学生(今の塾はベテランのおじさん)な所が息子にとってはポイントが高かったよう。

勉強の事も聞きやすいし、勉強以外でも話が合うとのこと。

そして、オンラインの家庭教師なるものも体験を受けてみました、こちらも体験だからか若いけど多分ベテランの先生が担当してくれてとても分かりやすかったです。

となると2つとも内容に関しては申し分ない。

ただ、実際に担当してくれる先生との相性が一番大きな難関になりそうだ。

というのも個人指導なので1対1

先生と合わなかったら何回でもチェンジできますと個人指導の○○〇でもオンライン家庭教師からも言われた。

そうなると始めてから数週間または週一指導だとすると数か月間は息子と相性の良い先生探しの方に気を取られてしまうなと思いました。

まるで宝探しのような壮大な冒険になりそうだ!

これでは本来の目的(学びの成長)に対して大きく遠回りをしてしまう。

特に直近の定期テストで少しでも点数を上げていきたい場合は、相性の良い先生を待ってられません。

立て続けに体験レッスンを受け、親の方はすっかり前のめりになっていたのですが、それを立ち止まらせてくれたのは当の息子本人。

『個人指導の○○〇は有りだなと思う。でも今の塾の方がいいな。』と

あんた!冬期講習も散々行きたくないと文句ばかり言ってたし、塾やだと言ってたじゃないの(怒)となりましたがグッと抑えて私も冷静に考えてみました。

この子に個人指導は本当に必要なのか?

個人指導に頼るよりももっと別の大切な何かを忘れている気がする。。。

一般塾と家庭教師または個人指導塾の違いとは

今現在は集団指導塾に通っています。

それでも人数は少なくクラスは4,5人程度

先生たちも親身になって子供たちに指導してくれる体制は整っているとても良い塾なんです。

ただその親身な指導体制を最大限有効活用できるかどうかは子供次第。

授業中に完全なるお客さんで座っているだけではどんなに良い塾でも効果はゼロ。

子供自身の学びへの欲が無いと先生たちの努力は報われません。

集団指導では理解不足の部分があっても、授業はどんどん進んでいくので授業後に自ら分からないところを教えてもらいに行くというアクションが必要です。

個人的に教えてもらいに行くという行動は出来る子供とできない子供に分かれてしまいます。

たいていの子はわざわざ時間を取って先生に聞きに行くということをしないのでしょう。

うちの子もそうです。

ただでさえ授業が終わるのが遅い時間なのに、早く家に帰ってゆっくりしたいでしょうからね。

その点個人指導ならば、授業中分からない部分が出てきた段階でじっくりとその部分を教えてもらうことが出来ます。

個人指導だと先生が即座に理解不足に気づけるので、子供が『ここ分かりません』と言わなくても立ち止まって詳しく教えてもらうことが出来ます。

先生主導の授業進度ではなく個人主導で学びを進めていくことが出来るのです。

一般的な塾と個人指導の違いをまとめると

集団指導の塾では学校と同じような授業の進め方

先生主導で授業が進められ、理解不足は個人的に聞きに行く行動が求められる

個人指導塾または家庭教師は個人の理解度に合わせて授業が進められる

先生にここ分からないとわざわざ言わなくても、逐一察知して詳しく教えてくれる

子供の性格が受け身なのか積極的なのかにより合う塾のスタイルが違ってきますね。

親としては当たり前ですが、塾費用を投資しているのでより大きなリターン(学びと知識の深まり)を得られるところを選びたいですよね。

ただし!それは親目線でのこと。

家庭教師選びをする際に気を付ける点は【料金のバランス】

今回体験を受けたところ以外にもオンライン家庭教師や通信講座もいくつか検討してみました。

親として気になるのが料金と内容のバランスだと思います。

  • 先生に支払われる報酬が安くて、テキスト代と称して派遣元に振り込むテキスト代がやけに高い
  • 年間契約なのに13か月分の授業料を予め取られる(5週ある月の分らしい)
  • すでにipad持ってるのに、買わされる(契約期間を満了すれば無償だけど途中解約したらタブレット代を取られる)

などの、私にとっては?な事もいくつか浮かび上がってきました。

まず教えてくれる先生には妥当な報酬を受け取ってもらいたい。

時間単価安い料金で教えていて(しかもほとんどが大学生で本業の勉強の傍らでやってるのに)先生の教えるモチベーションが上がらないのでは全く意味の無い時間になってしまう。

テキスト代がバカ高いのは論外で

通信講座にありがちなタブレット無償提供も途中解約で代金請求されるのは困る、せめて返却対応にしてほしい。

我が家には学校や塾から提供されているipadに個人のipad

4人家族で4台以上のipadがあるので、これ以上もういらない。

などなど、大手や中規模の個人指導サービスでは実際の教えてもらうところ以外の料金が割に合わないなと思いました。

それなら個人的に地元の大学生をスカウトして、オンラインで教えてもらって十分な報酬をお渡しするほうがウィンウィンの関係を結べるなと思いました。

う~ん。。。それが出来ればな。

地元に教育大学はあるけれど大学生の知り合いって中々繋がっていきにくい。。。

誰か釧路の大学生で個人で家庭教師サービスをやっていたら連絡くださ~い!

個人指導が合う子、集団学習が合う子の違い

個人指導に向く子と向かない子がいるのも事実。

集団学習が合う子は

お友達と一緒に学ぶ方が楽しいとか。

他の学校の子とも知り合いになれるとか。

ライバルがいるほうがやる気になるとか。

学ぶこと以外にも付加価値があります。

個人指導の場合は

1対1だと恥ずかしいという子もいるでしょう。

ピンポイントで分からないところを教えてもらえる個人指導は時間効率的に見ても魅力的です。

部活や他の習い事で時間が無い子には個人指導の方が合っているのかな。

それぞれにメリットはありますが、最終的には子供の性格や気質に合うような場所を見つけてあげることが、結果として学びを深めることに直結します。

親の希望と子供の希望が違う場合は、当然ながら子供の希望を優先させる方が後々良い方へと向かっていくと思います。

子供の人生は子供自身が主導権を持つべき。

その時その時の選択を自分自身でさせるということが大事だと思います。

他人が決めた人生を生きるのではなく。

自分自身でどう生きたいか、どう未来を創っていきたいかを決める決断力を小さなころから育んでいくことが子育てでは大事なポイントになってくると思います。

家庭教師って本当に有効な手段なのか?

家庭教師探しに奔走してきましたが、一度立ち止まって

【家庭教師って本当に必要?】

と子供にも自分にも改めて聞いてみました。

というのも、今回の家庭教師探しで思いがけず掘り出しアイデアを得ることが出来て

そこを更に掘り下げてみると、

今の状況でも勉強の仕方をちょっと変えるだけで改善されるような大発見!があったのです。

もしかしたら家庭教師じゃなくても、今の環境のままでも勉強が楽しくなる、効率的に出来るかも!!

その掘り出しアイデアとは。。。

効果的な勉強法はシンプル3ステップだった

学習方法は基本に忠実に

効果的な学習方法はいつの時代も変わりません。

①予習

事前に教科書を読み込む&要点をノートにまとめる

②授業

予習で得た自分の理解が正しいかどうかを確認する

③復習

知識を定着するために基本問題や応用問題を解く

教科書を再度読み直す

この3ステップで勉強を進めていけば、分からないループに陥ることなく理解度の階段をするすると登っていくことが出来ます。

実際にこの方法で息子も勉強してみたところ、授業中の理解度が増して楽しくなったそうです!

予習で教科書を読んでも分からないところを見つけたら、授業で注意深く先生の話を聞くようになり

それでも分からないところは先生に質問することも出来るようになりました。

勉強嫌いになる一番の原因は自分で分からないところが分からない状況だと思うんです。

どこが分からないのか分からないから全部イヤになっちゃう。

もしかしたら、ちょっとした糸口が見つかるだけでそこから理解の扉が大きく開くかもしれないのにその糸口を見つけられないせいでせっかくのチャンスを逃しているんです。

子供って本来好奇心旺盛だから少し興味を持てたらそこから一気に学習意欲が増していきます。

息子もこの方法で数日勉強していますが、以前にはなかったような意欲と自分からやりたいという気持ちが伝わってきています。

以前は宿題やったの?勉強どれくらいしてるの?

と聞いても良い返事はなかったのが、最近では私が聞くまでもなく。

自主的に勉強を進めています。

本当にびっくりするくらい大きな変化!!

勉強が他人事ではなく自分事になった感じです。

これまでと大きく変わったのは闇雲に問題を解くだけの学習法ではなくなったこと。

完全に理解していないのに、問題を解いて間違えてるところは答えを見て理解したフリをしていてはいつまでたっても学びの成長は進みません。

本物の学びを手に入れるには

〇教科書ベースで要点を理解すること

〇ノートに整理して書いてまとめて、頭の中も整理すること

〇その中で分からないところを見つけたら、塾や学校の先生に質問する

この流れが定着していけば勉強は嫌な事ではなく、やるとスッキリする事に変わります。

大人でも分からない事を理解できるとスッキリしませんか?

このすっきりする感覚を英語で ”AHA” moment(アハ モメント)と言ったりします。

何か腑に落ちた瞬間

頭の中のぐちゃぐちゃが一気に整理されて納得した瞬間

などなど漫画で何かを発見したシチュエーションで頭にピンっと電気がつくイメージです。

この【閃き✨】を普段の勉強で沢山体験してほしい!

この基本の学習が身についていれば、ここから応用へと発展させていくのも難しくはありません。

何事も基本が肝心ですからね。

勉強へのモチベーションアップに繋がる行動とは

勉強をしているのに結果に繋がらない状況程モチベーションを下げる事とはありません。

息子も勉強は習慣になっていて毎日勉強の時間はずっと有りました、それでも中々テストの点に反映されなかったのです。

テストの点だけが評価対象ではない時代になってきていますが、やはり現状では内申点にテストの点数がまだまだ大きく影響しているようです。

だからこそ、

勉強する=知識が深まる=授業の理解度が上がる=テストで点が取れる

この流れを作っていきたい

いくら勉強していてもやり方が間違っていたら全く効果が出ません。

筋トレと一緒ですね、やり方を間違えば理想通りに筋肉を育てることが出来ないですからね。

勉強で行き詰まっているなというご家庭は

まず今の勉強のやり方を見直して、基本の3ステップを実践してみてください。

それから改善点が浮かび上がってきたら子供と相談しながらその子にピッタリ合う勉強方法を作り出していく。

その積み重ねが生涯何かしらを学び続けていく私たち人間にとって価値ある習慣になっていくと思います。

コメント

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